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とんび 重松清 本 [とんび]

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とんび 重松清 原作本を読書中です。

佐藤健が好きです。
と言っても印象だけ。
顔が好きって事かな?
全体のイメージかも知れません。

「るろう」も見てないし、今までもテレビで「見かけた」だけで
彼の出ているドラマや映画を一つとしてきちんと見た事がありません。

とんびは今回1話から全て母が録画してあるので、今週の日曜日までには一気に全部見て追いつくつもりです。

さて、原作の本のほうですが、重松清さん、良いですねぇ。
文体が、目線が、優しいです。

登場人物の描き方が、一人一人を愛でているような感じで暖かいです。
描いている時代も、主人公のアキラ(佐藤健)が昭和37年生まれという事で

三丁目の夕日と同じ位の時代、

「まだまだ貧しくて大変だが未来に向かって上を目指して頑張っている古き良き日本」

的な匂いがします。

そんな昔の日本の男代表のような、優しいのに、ぶっきらぼうで、照れ屋で、不器用で、というアキラの父ヤスさんと、それを取り巻く優しい人々が描かれています。

読み進めて物語が進んで行ってしまうのが惜しいような良さがあります。
一人一人の顔も良く知っている誰かと重ねたように思い浮かんでしまうのは、
自分が似たような、近所と人付き合いのある下町的な場所で育ったからでしょうか。

年齢がバレますが、私は昭和36年生まれなので(アキラは昭和37年)
時代背景はまさにぴったりと合致してしまい、アキラはまるで自分の同級生のようです。

幼すぎてぼんやりとしか記憶には無いけれど、
アルバムをめくると幾らでも出てくる白黒やセピア色の情景
その中で笑うヤスさんや美佐子さん、たえ子さんは
良く知っていた、昔幼い自分に本当に優しくしてくれたのに
遠くに引っ越して行ってしまって今は会えない
そんな近所の誰かのようです。
とんび本.jpg

私はまだ、この原作のとんびの前半の辺りをさまよっています。

これから大変な事件が起きてしまうようです。
今本の中ではヤスさんも美佐子さんも、幸せ過ぎて涙が出てしまうようなそんな毎日を過ごしています。

今週の日曜日に放映されるドラマのとんびは第4話みたいですね。

私は一応、テレビの評判等で、美佐子さんが亡くなってしまっている事は知っています。
本ではいよいよその場面になりそうなのです。[たらーっ(汗)]

そこまで読んだらもう先が知りたくて一気にラストまで読んでしまいそうです。
もう少し読み進んだらまた感じた事、思った事など書きたいと思います。

  




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